由似へ… 上

由似へ… 上

大谷博子

母・由布子に似るようにと名付けられた娘・由似は、母亡き後も、周りの人々の愛情に支えられ真っ直ぐに育っていた。母の書き遺した手紙を寄る辺にしながら、命の終わりに触れ、別れに触れ、ひとつひとつ成長していく由似。しかしいつしか、愛されたまま亡くなった完璧な母の存在が重荷になって—!?